【英語 長文 勉強の仕方】英語長文が苦手な人のための勉強法
みなさん、管理人のToshiです。入試英語やTOEIC、英検など各種試験で大きなウエイトを占める英語の長文。英語の勉強で避けては通れない分野ですね。でも、英語の長文と聞いただけで嫌だな〜と思う方、長く勉強しているのに英文が読めないと感じている方、たくさんの英語長文アレルギーの方がいらっしゃると思います。
こちらでは英語の長文の勉強の仕方、試験問題対策、などなど私の体験談を元に説明していきます。
もくじ
・英語の長文が読めない人は何が苦手なかわからない
・英語長文の勉強法 単語編
・英語長文の勉強法 読めない原因を知る編
・英語長文の勉強法 英語の構造を知る編
・英語長文の勉強法 英文の構造をマスターするためには
・各種試験問題を読み込む
英語の長文が読めない人は何が苦手なかわからない
英語を読めないと思っている人は、何が苦手なのかわかっていない人が多いのです。苦手な人の特徴として大きく2つに分けられます。
・文章に出てくる単語がさっぱりわからずに読めない人
・ある程度単語はわかるのだけど訳が滅茶苦茶になる人
英語を読むスピードが遅いんだけど理解できる人は問題ありません。こういった方は基礎がありますから問題を解けば解くほどスピードが上がっていきます。しかし上記の2つのタイプの方は対策が必要になります。
英語長文の勉強法 単語編
私はまず語彙強化に徹底的に時間を費やしました。覚えた総数は12,000単語です。私は英語の雑誌など読みたいと思っていたために10,000語以上を目標に置きました。私の単語暗記はこちらに記載しますので参考になさってください。
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多くの人がこれほどの語彙力が必要かといえばそうではありません。外国人とのコミュニケーションだけですと1,000語ほどで十分ですが、「読む」ことに関しては全く足りません。英語の各種試験で要求される単語数も違ってきます。私の感覚ですが、大体下記のような感じがします。
・高校入試 3,000語
・英検2級、TOEIC600、一般大学入試 5,000語
・英検準1級、TOEIC800、有名大学入試 8,000語
・英検1級、TOEIC900 10,000語
もしあなたが英語を0からやり直したいと考えているなら、私の実践した方法でまず基礎3,000単語暗記してみてください。1か月ほどでかなりの単語が覚えられるはずです。
長文対策は、初期の段階では単語暗記に時間をおいても構いません。リスニングや文法も勉強しなくてはと焦りが出てきますが、並行して行うと中途半端になってしまいますのでまず基本単語の暗記を終わらせてください。後々負荷がもの凄く軽くなりますよ。
英語長文の勉強法 読めない原因を知る編
基本単語の暗記が終わると、基礎的な英文がかなり理解できるようになります。しかし大学入試などは単語がわかるけど意味が「?」となる場合に遭遇するようになります。実をいうと私がこの部分で悩んだんです。単純な英文ならわかるのですが、少し複雑な英文だと単に単語を読んでいるだけになってしまうのです。
これは英語の構造が理解できないために起こる問題で、ほとんどの英語学習者が最初に遭遇するものです。
英語長文の勉強法 英語の構造を知る編
まず「英文の構造を知る」とは何か?ということから説明します。例えば、
The participants exclusively discussed the controversial topic in the last conference.
この英文をぱっと見て、何が主語、何が動詞、何が副詞等、英文をブロックで判断できることを意味します。
例えば、前置詞は名詞とくっついて、形容詞か副詞を作ります。
↑の英文では、in the last conference が前置詞を使った表現。
in(前置詞)+the last conference(名詞)=in the last conference(副詞)という合体・変形を経て、副詞ブロックが出来上がっています。
ブロックで見れるようになるためには、
1、何と何が合体したら何になるのかのルールを正しく理解する
2、○○は後ろに△△が来るというように、予測を立てられるようになる
3、単語単位ではなく、1つのブロックを1つのものとして見られるようになる
この3ステップが不可欠です。
構造がわかるようになると、いわゆる返し読みがなくなります。英文そのものが意味の塊なので、スムーズに最初から読めるようになっていき、時間も大幅に削減されます。
英語長文の勉強法 英文の構造をマスターするためには
色々買って勉強してみたのですが、市販の本は良いものがありません。しかしネットしか購入できない教材があります。それが1年でTOEIC 900! 英語真っすぐリーディング講座という教材です。
この教材で構造分析の基礎が完成します。使われている英文はTOEIC寄りになっていますが、大学受験、英検などあらゆる英文が読めるようになります。私はじっくりノートに写しながら理解し、一文一文声に出し暗唱していきました。
各種試験問題を読み込む
構文分析の基礎が付いたら、あなたが受ける試験問題を読み込んで行きます。この時は問題を解くのではなく、文の構成をゆっくりでいいので把握していってください。大学入試ならセンター試験、TOEICなら公式問題集、英検なら3級からの過去問を読み込みましょう。以前とは全く感覚が変わっているはずです。
あとは復習と単語暗記を繰り返します。人間は忘れてしまう動物ですので、定期的に「1年でTOEIC900!英語真っすぐリーディング講座」にもどり復習してください。やればやるほど新たな発見があるはずです。それと並行して単語暗記もやっていきます。10,000語近くになるとペーパーバックなども読めるようになり、ますます楽しくなりますよ。