ボキャビルダーで英熟語暗記

ボキャビルダーでの英熟語・イディオム暗記

どれだけの英熟語を暗記すればよいのかと考えている人も多いでしょう。大学受験だけに必要な方、TOEICに必要な方、英検に必要な方など様々だと思います。

 

英熟語集は、英単語集と違い本当に少ないのが現状です。英単語集の最後に「まとめ」のような記事で数百語収録してあるものがほとんどです。英熟語だけ集めたものも1000語ほどがほとんどです。

 

このような英単語集や英熟語集は英語試験には通用するかもしれません。でも皆さん、ハリウッドの映画や、ペーパーバックを見てみると、明らかに簡単な英単語なのに意味が解らないって経験はありませんか?

 

頭をフル回転させても意味が通じないフレーズやセリフのオンパレード。

 

これが熟語だったんです。

 

というのがきっかけで熟語の暗記について色々調べました。

 

以前アルクが作成した「SIL6000」という英熟語がありました。「標準熟語水準6000」(SIL=Standard Idiom List)というリストで、これをもとに「Power Idiom」という英熟語集を販売していました。

 

「Power Idiom」は600語を10段階に分け、合計6000語となっている英熟語集です。現在は販売はしておらず、中古はj購入できるようです。

 

私は、SIL6000のリストとPower Idiomの中古を手に入れたのですが、決して暗記しやすいものではありませんでした。

 

もっと他にないかな?と思いネットで検索してみると「ボキャビルダー」というソフトを知りました。

 

このソフトは英単語12000語暗記できるというソフトなのですが、英熟語も3674収録してあり、SIL6000のレベル4〜10までの英熟語が網羅されています。

 

3000以上の英熟語をマスターするにはこの方法しかないと思い、「ボキャビルダー」をスタートしました。

 

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英熟語は基本動詞や前置詞のイメージだけでわかるのは本当か?

僕は以前、英語の出来る方に「基本動詞や前置詞のイメージだけで英熟語やイディオムは推測できるのでしょうか?」と質問したことが有ります。僕はイメージだけでその参考書の語訳になったことはほとんど無かったからです。

 

英語の先生や上級者の方には「出来る!」と即答している方もいらっしゃいました。でも英熟語の解説をお願いすると、説明できる英熟語と出来ない英熟語があるのです。

 

たしかに英熟語の中にはイメージを後から加え記憶を強固にする方法はあります。しかしほとんどの英熟語がこのイメージ戦略にはあてはまりません。

 

英語の出来る方の中には「英語は語彙ではない。」という人も多いですが、もの凄い語彙力を持っていたりするものです。

 

イメージを考えながら英熟語を覚えていくやり方は、もの凄く時間と労力を使います。イメージで覚えられるものはサッサッと覚えて、他の英熟語はゴリゴリ丸暗記していく方が効率が何倍も良いのです。

 

頻出の英熟語は、英文中で自然に覚えていきますし、滅多に出ない英熟語もボキャビルダーのフラッシュカードで覚えていけます。

 

ある程度の量をゴリゴリの暗記したら、後で必ず英文で確認します。英文を読み込みその文章を頭の中で考えます。


その風景を描きながら英熟語を頭の中に落とし込んでいきます。

 

例えば、make outという英熟語。

 

これは、「うまくいく」、「やっていく」などの意味がありますが、ネイティブの方には「異性とうまくやる」「性交する」という意味が直結します。

 

こういうことは日本人の英語学習者は頻繁に経験します。このことは1文でも多く英語を読み込むしかありません。「多読」をするということですね。

 

大学入試の長文、英検の長文、英字新聞などなど出来る限り毎日毎日毎日読みます。量は少なくても構いません。文法の理解もほどほどで構いません。暗記した英熟語に出会えることを目指して読み込むのです。

 

次第に「語感」というものが養われ理解できるようになっていきますので、それまではゴリゴリ暗記してください。

 

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