達人への道

関西に英語の鬼と言われる上田一三さんという方がいらっしゃいます。この上田先生が大変素晴らしい英語達人への道を示してます。是非皆さんへご紹介したいと思い、ここに引用させて頂きました。

 

 

英語のプロ・達人への道
英語の勉強をインテンシブかつシステマッティックに続けていけば、あなたの英語力は、次の10段階を経てUPして行きます。

 

Level 1 (The Beginner Level)
英検3級&TOEIC200点をクリア。1日に約1時間のシステマティックな英語学習をゼロから行って約1年(1000時間)かかる。中学校卒業レベルの英語力であるが、小学校1年から1日約30分のシステマティックな英語学習を行えば、小学を卒業するまでにこの域に達する。

 

Level 2 (The Introductory Level)
英検準2級&TOEIC 400点をクリア。1日1.7〜2.3時間(知力の個人差と気迫、集中力の違いによって)のシステマティックな集中的トレーニングを、Level 1(the Beginner Level)から始めて約1年(600〜800時間)かかる。大体、高校1年の終わりぐらいにこのレベルに達する。

 

Level 3 (The Elementary Level)
英検2級& TOEIC 540点をクリア。1日1.7〜2.3時間(知力の個人差と気迫、集中力の違いによって)のシステマティックな集中的トレーニングを、Level 2(the Introductory Level)から始めて約1年(600〜800時間)かかる。大体、高校2年の終わりか3年にこのレベルに達する。洋画・CNNの理解度は約5%。

 

Level 4 (The Lower-Intermediate Level)
英検準1級合格手前A&TOEIC 640点をクリア。英語を使って貿易事務、簡単な通訳、翻訳などの仕事をするのにもう一歩のところなので、ごく簡単なマニュアル化されたものしか出来ない。1日1.7〜2.3時間(知力の個人差と気迫、集中力の違いによって)のシステマティックな集中的トレーニングを、Level 3(the Elementary Level)から始めて約1年(600〜800時間)かかる。洋画・CNNの理解度は約15%。

 

Level 5 (The Intermediate Level)
英検準1級&TOEIC780点[ビジネス英検レベル3]をクリア。英語を使って貿易事務、簡単な通訳、翻訳などの仕事が出来るレベルで、大学卒業までにこの域まで至って欲しいところ。1日1.7〜2.3時間(知力の個人差と気迫、集中力の違いによって)のシステマティックな集中的トレーニングを、Level 4(the Lower-intermediate Level)から始めて約1年(600〜800時間)かかる。洋画・CNNの理解度は約25%、タイム・エコノミストの読書スピードは約100wpm。

 

Level 6 (The Upper-Intermediate Level)
英検1級合格前A&TOEIC860点[ビジネス英検レベル4 / 国連英検A級 / ボランティア通検A級]などをクリア。英語を使って貿易事務や営業やその通訳・翻訳などの仕事が出来るレベルで、英語力を活かして上記の仕事をするのに最低必要なレベル。)1日2.3時間のシステマティックな集中的トレーニングを、Level 5(the Intermediate Level)から始めて約1年(800〜1000時間)かかる。洋画・CNNの理解度は約35%、タイム・エコノミストの読書スピードは約150wpm。

 

Level 7 (The Lower-Advanced Level)
英検1級[or通訳ガイド合格]&TOEIC920点orTOEFL250点突破。英語でプレゼンやミーティング・交渉ができ、通訳や翻訳のプロの見習いとして仕事をし始めるレベルで、大学でTOEFL/TOEIC講座が教えられる。英語コミュニケーション力はまだまだ不完全なので上のランクを目指して要努力。)1日2.3時間のシステマティックな集中的トレーニングを、Level 6 (the Upper-Intermediate Level)から始めて約1年(800〜1000時間)かかる。洋画・CNNの理解度は約50%、タイム・エコノミストの読書スピードは約200wpm。

 

Level 8 (The Advanced Level)
英検1級、通訳ガイド、TOEIC960点、TOEFL270点、通訳検定2級、工業英検1級、国連英検特A、ケンブリッジ英検CPE、欧米大学院修士号取得などを目指して勉強し、そのうち資格3冠クリア。実用英語教育&出版、通訳、翻訳などのプロに多いレベル。まだまだ伸びるので気を抜かずに頑張るべきレベル。1日2.3時間のシステマティックな集中的トレーニングを行い、Level 7(the Advanced Level)からさらに約1年(800〜1000時間)かかる。洋画・CNNの理解度は約60%、タイム・エコノミストの読書スピードは約250wpm。

 

Level 9( The Upper-Advanced Level)
英検1級、通訳ガイド、TOEIC980点、TOEFL280点、通訳検定2級、工業英検1級、国連英検特A、ケンブリッジ英検CPE、欧米大学院修士号取得などを目指して勉強し、そのうち資格5つをクリア。Level6と同じく英語教育&出版、通訳、翻訳などのプロに多いレベル。資格試験にパスしたことに満足せず、自分の日本語と英語の運用レベルとのギャップを考えて、真のバイリンガルを目指して精進すべきレベル。1日2.3時間のシステマティックな集中的トレーニングを行い、Level 8(the Super-Advanced Level)からさらに約1年(800〜1000時間)かかる。

 

Level 10(The Master-of-Art Level)
英検1級やGREの英文ライティングやスピーキングや日英翻訳を教えたり、上級者向けの英語学習本を執筆したり、洋画字幕翻訳者、同時通訳者、英語ニュースライター、英字新聞ライターなど英語のプロとして活躍できるレベルで、アーティスト(達人)としての真価が問われる域。Level 9以上はスキルUPプログラムがないので、プロとして活躍し、Level 10を目指して自分のスキルを向上させるためにあらゆる努力をして自分を磨き、Level 9 (the Professional Level)からさらに3〜5年の修行(職業なので1日に8時間以上はやっている)、つまりプロとして活躍してから約7,500〜10,000時間)が必要。